TOP  >  リーダーシップに対する誤解  >  リーダーシップを発揮しなくてもよいのはどういうときか?
2016,10,11
コラム

リーダーシップを発揮しなくてもよいのはどういうときか?

リーダーシップとは、

発揮できる方が良いか、否かと聞かれると、

できる方が良いと答える人が多いなと感じます。

 

 

では、逆に、

・リーダーシップを発揮しなくてもよいのはどういうときか?

 

言い換えると、

・リーダーシップを発揮してはいけないときはどういうときか?

 

という問いがあるとするならば、どうでしょうか。

 

 

 

そもそも、リーダーシップの定義によって

変わってくると思いますが、

 

我々としては、

リーダーシップとは、

「自らの意志で行動した結果、人が動くこと」

と定義をいているのですが、

 

そうすると、

「リーダーシップを発揮してはいけない」を考えたときには、

 

・自らの意志を持ってはいけない

・人を動かしてはいけない

 

というような状況であることが考えられます。

 

 

 

では、そのような状況を

もう少し具体的にイメージしていくとどうでしょうか。

 

 

例えば、

戦略やルールがハッキリ決まっていて、

そのやり方を絶対に変えてはいけない時、

 

すなわち、役割分担がハッキリしていて、

工夫などで、他との分担を変えてはいけない時、

 

特に、緊急性があって、変更する余裕がない時

などが該当してくる可能性があります。

 

 

上記のようなシーンが実際にあるかというと、

 

緊急のクレーム対応や、

イベント運営などで段取りが確定しているものを

時間通り遂行する時など、

 

挙げていけば、そういったシーンはあると思います。

 

 

 

一方で、人が仕事をする上で、

すべての時間が、このようなシーンばかりなのでしょうか。

 

実際に、全体の仕事量の内、

何%くらいが、このようなシーンでしょうか。

 

 

 

先日、各社の人事様と

職場でメンバーが「リーダーシップを発揮しているな」と

感じるシーンを洗い出してみるセッションをしたのですが、

 

そこで出た一部では、

「後輩が困っているときに、自ら声をかけて問題解決をした」

「休憩室の声がもれるということで、防音壁を提案し実行した」

というようなものであり、

 

前述の緊急性の高いシーン以外で発揮しているものでした。

 

そういったシーンを洗い出してみると、様々なシーンが挙げられ、

 

その様々なシーンを見ると、

リーダーシップを発揮するタイミングが全くない人は、

ほとんどいないのでは、と強く感じます。

 

 

 

「リーダーシップを発揮してはいけない」というシーンは、

もちろん、あると思います。

 

一方で、

「リーダーシップを発揮してはいけない」人は、

はたして、いるのでしょうか。

 

発揮してはいけないシーンがあったとしても、

発揮してはいけない人はいない、私はそう考えています



上林 周平





コンセプト
4つの問題意識
メルマガ
記事カテゴリー リーダーシップという概念の正体 リーダーシップの種類 リーダーシップに対する誤解 リーダーシップが発揮された事例